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日本の首都 江戸・東京――都市づくり物語
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『日本の首都 江戸・東京――都市づくり物語』
著者|河村茂
発行|都政新報社
発行日|2001年2月22日
状態|良好。19.7㎝×13.5㎝。288ページ。
『日本の首都 江戸・東京――都市づくり物語』
江戸は、1457年、太田道灌が現在の皇居東御苑の地に城を築いたことから始まり、家康が入府したのが1590年、そこから地形を踏まえたインフラ作りが着々と実行され、1603年に首都となり、1868年、東京と改称されてもなお、その役割を担い続け、今日も無限の増殖を続けている。
著者が、上梓当時、東京都都市計画局の現役であったことからか、その過程は、歴史家や都市計画学者のそれとは違う簡明さで語られ、読む人は、現存する地名や駅名、庭園にその由来を知り、その名残りと発展の歴史に胸躍らせて一気に読み進めることができる。
しかし、1963年に建築基準法が改正され、「絶対高さ制限を廃し容積制限へ」となり、1968年『霞が関ビル』竣工からの東京の変貌ぶりは、大火・維新・大地震・大空襲を経ても、なお息づいてきた人々の生活の景色への慮りを感じとることができない。
その辺りの記述に、著者のプロパーとしての矜持と苦悩が滲み、東京人の共感を得る好書といえよう。



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