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漢文のすゝめ ―諸橋「大漢和」編集秘話―
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『漢文のすゝめ ―諸橋「大漢和」編集秘話―』
編著|原田種成
発行|新潮社〈新潮選書〉
発行日|1993年1月20日
状態|多少シミあり。19.8㎝×13.4㎝。269ページ。
『漢文のすゝめ ―諸橋「大漢和」編集秘話―』
諸橋『大漢和』の原稿作成と校正に携わった著者は、その経緯を書くよう中村真一郎に勧められたという。
「第二章 諸橋『大漢和辞典』編集秘話」は、諸橋轍次との出会い、編集作業やそれに関わる人達の詳細、「遠人村舎」での校正作業、そして昭和20年の大修館書店印刷所の罹災、疎開先に残った校正刷りからの35年の刊行、43年の縮小版、そして昭和61年の完刊と続く苦労譚に圧倒される。
「第一章 半生記」では、著者の幼少青年期の漢籍との触れ合いの、「第三章 貞観政要」では壮老年期の研究生活の仔細な回顧録である。
しかし、帯で「・・・・昔の学者は漢文で論じ、漢詩によって心情を吐露した。・・・・漢文力が欠如していると思想や歴史の資料を正確に読解できない・・・・今こそ漢文教育を復活振興する必要がある」と述べている著者の真の目的は、「第四章 国語教育と漢文教育」に凝縮されている。
霧散状態の現在の漢文に、少しでも興味ある者には必携の書である。



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